名称について
ロータリークラブは、1905年アメリカのシカゴでポール・ハリスという弁護士によってつくられました。そして、当時クラブの会合が会員の事務所で順番(inrotation)に開かれていたことから、この名称が生まれたわけです。ロータリーというと、ロータリークラブ及びロータリアンによって構成される組織をさす場合が最も多いのですが、場合によっては、ロータリーの概念をさすこともあります。
基本的な考え方
ロータリーは、人道的な奉仕を行い、あらゆる職業において高度の道徳的水準を守ることを奨励し、かつ世界における親善と平和の確立に寄与することを目ざした事業および専門職務に携わる指導者が、世界的に結び合った団体です。(1976-77年度RI理事会決定事項)
綱領(RI定款第4条)
ロータリーの綱領は、有益な事業の基礎として、奉仕の理想(他人のことを思いやり、他人のために役立とうとすることであると定義されている)を掲げ、特に次の各項を鼓吹、育成することにあります。
- 第1 奉仕の機会として知り合いを広めること。
- 第2 事業及び専門職務の道徳的水準を高めること。あらゆる有用な職業は尊重されるべきであるという認識を深めること。そして、ロータリアン各自が職業を通じて社会に奉仕するために、その職業を品位あらしめること。
- 第3 ロータリアンのすべてが、その個人生活、事業生活及び社会生活に常に奉仕の理想を適用すること。
- 第4 奉仕の理想に結ばれた事業と専門職業に携わる人の世界的親交によって、国際間の理解と親善と平和を推進すること。
奉仕について
次の奉仕の4部門を通じて、ロータリーの綱領を遂行していきます。
- 1.クラブ奉仕:ロータリーアンが、自分のクラブを円滑に運営するために行う諸活動
- 2.社会奉仕:各ロータリアンが、自分の地域社会を一層住みやすくするために、あらゆる地域活動に参加すること。
- 3.職業奉仕:各自の事業及び専門職業を通じて奉仕を推進すること。
- 4.国際奉仕:世界の諸国民の間に友情と理解を広めるよう努め、優秀な学生を1年間外国に留学させるなどのロータリー財団のプログラムを後援すること。
4つのテスト
ロータリアンは、日常の社会生活を次の4項目に照らして言動するよう心がけて自分の職業に対する誇りを高め、信頼される社会人として友情を広げるように努めています。言行はこれに照らしてから
- 1.真実かどうか?
- 2.みんなに公平か?
- 3.好意と友情を深めるか?
- 4.みんなのためになるかどうか?
会長挨拶
熊本南ロータリークラブ
会長 北口 誠
このたび名誉ある熊本南ロータリークラブ65代会長として任命され、今、決意を新たにしています。まず初めに今年度を支えていただく各委員長の皆様には二つ返事で快諾頂き心より感謝申し上げます。最強の布陣で今年度を進めてまいりたいと思います。
本年度RI会長 女性初の会長に選出されました、ジェニファー・ジョーンズ氏は、ロータリーの「多様性、公平さ、インクルージョンを最優先し、女性会員や40歳未満の会員を増やすには、まずリーダー陣がこれを実践し、そのメンバー構成に反映させていく必要があります」、「どちらの目標でも2桁の成長を目指し、決してロータリーファミリー全体を見失わないようにします」と仰っておられます。我々のクラブもRI会長の方針に沿ってクラブ内を活性化していきたいと思います。
また今年度は当クラブより堀川ガバナーを輩出します。会員一同全員でバックアップし、熊本南ロータリークラブ会員の繋がりを更に深めてまいりたいと考えます。また、堀川ガバナーは今までの仕組みを抜本から見直し、大きな改革を実行されようとしています。時代は日々大変なスピードで変化しています。私も堀川ガバナーのお考えに強く賛同します。ただ、現在まで先輩方が築いてこられた脈々と続く熊本南ロータリークラブの歴史と伝統はこれからも大切に引継いで、次の世代へと繋いでいきたいと考えます。ロータリーの原点は親睦と職業奉仕です。クラブとして、個人として、地域社会に良い変化を生み出していきましょう。特に今年度の目標として 「堀川ガバナーのバックアップ」、「地域社会への広報活動と奉仕」、「会員数の維持と増強」、「楽しい活発なクラブ例会の運営」以上の目標の達成のため、会員皆様のご協力をお願いいたします。また、ロータリーで学んだ奉仕の心を会社や家庭にフィードバックし、クラブ外でも自然と奉仕ができるよう精進したいと考えます。私は熊本南ロータリークラブに入ってよかった。皆さんとこうして直に会えること、それが喜びであると胸を張って言いたい。異業種の会員が世代を超えて互いに刺激を受け、切磋琢磨しながら、楽しいことも苦しいことも共に協力出来る、そんな雰囲気のクラブ、例会にしていきたいと思います。今日から始まる日々も、人生の成長の糧にできるよう、精進してまいります。楽しく意義ある時間を共に過ごしてまいりましょう!
この一年間、どうぞよろしくお願いいたします。